SAKE DIPLOMA(酒ディプロマ)
J.S.A(日本ソムリエ協会)が実施する、日本酒・焼酎に特化した認定試験のことで、日本酒のプロを目指す方に向けた「日本酒の資格」になります
SAKE DIPLOMA フォーラムが目指すもの
SAKE DIPLOMA フォーラムはこんな方の為にあります
- 今年受験しようと思っている方
- SAKE DIPLOMAに興味があり、いつか受験したいと思っている方
- 既にSAKE DIPLOMAに合格してさらに極めたいと思ってる方
- 既にSAKE DIPLOMAに合格したがその後何もなく、何とか資格を生かしたいと思っている方
SAKE DIPLOMA を取得する事により
これがSakeDiplomaの存在価値だと、私・石井は思ってます
とかく意味不明な専門用語が羅列されがちなラベルの表記や、詳しい人との会話で登場する理解に苦しむ難解な言葉たち、そんな環境が「日本酒はわかりにくい、美味しいお酒に巡り合うのが難しい、、、」そんなイメージを培ってしまっているんでしょうね
私がSakeDiplomaの皆さんに求めたいのは、「日本酒の良きコンシェルジュである」です
まず、SakeDiplomaを取得することで、習得できる技術として
まず第一に、目の前にあるお酒の味わいを分解して、各要素ごとに説明できる事
- 原料米は?
- 精米歩合は?
- 酒母は?
- 酵母は
- 特定名称は?
- 生or火入れ?
- 純米orアル添?
- アルコール度数は?
この分解が出来ると、そのお酒の味わいの特徴を各要素から説明できるようになります
そして、この分解をマスターできると、お酒のスペックを見ただけで、そのお酒の大体の味わいを推測できるようになれます
日本酒を扱っている飲食店でよく起こる事として
店員>好みのお酒はどういうタイプですか?
客>辛口です
店員>辛口ですね・・・・
多くのお客様は「辛口」と言えば、おいしいお酒を薦めてもらえると思っています
でも、本当に「辛口」のお酒が好きな人は、どれ位いるでしょうか?
「辛口」と言う人の中で、本当に辛口が好きな人は、私の感覚では3割です
他の7割の人は、実は他のタイプのお酒が好きだったりします
でも、皆自分の好みが分からず、とりあえず「辛口」と言ってしまっているんです
他に、日本酒の味わいを表現する言葉を知らない事も大きな要因の一つですね
既にSakeDiplomaを取得された方や、これからSakeDiplomaを取得しようと思っている方の周りにも、そんな方は沢山いらっしゃると思います
ぜひ、SakeDiplomaを取得されたあなたには、そんな方の良きコンシェルジュになっていただき、その人が本当に好きなお酒に巡り合える、「水先案内人」になって頂きたいのです
まずは、好みのお酒をお聞きし、出来れば好みと言われたお酒を含む全く違うタイプの3種類程度のお酒を飲み比べてもらい、その中で一番おいしかったお酒と系統が同じでタイプが異なるお酒をさらに3種類飲み比べてもらい、その中で一番おいしいと思うお酒を選んでもらえれば、その人の大体のお酒の好みが分かります
そうしたら、(1)でやったように、そのお酒の構成要素をひも解き、その方の好みのお酒の特徴的な要素を伝えてあげてください
例えば、
- お米の旨味が感じられるしっかりとした味の純米酒で、特に余り磨いていない雄町のお酒が好み
- お花の香りが複雑に感じられる、香り高いフルーティーで甘めな吟醸系が好み
- 程よく熟成した、生酛・山廃系の旨味が強いしっかりとした純米酒が好み
等々、相手の方の好みを、構成要素をイメージしながら的確に再現性を伴った表現で言い表すことが出来ます
- 2017年3月 田崎信也ワインサロンのSakeDiploma講師就任
- 2017年11月 初年度SakeDiploma合格 No.452
- 2018年2019年 田崎信也ワインサロン SakeDiploma講師
- 2020年 田崎信也ワインサロン閉所に伴い「酒chいし井」としてフリー講師開始
- YouTubeでのSakeDiploma講座開始
- 論述対策テキスト・テイスティングテキスト通販開始
- 店舗でのリアルテイスティング講座開催
- 2021年2022年 テイスティング講座・論述対策テキスト通販
初年度よりSakeDiploma講師を務め、今迄の全ての試験を見てきています
- 今迄の試験の変遷を全て知る事により、的確な傾向と対策の見極めが可能
- 過去全ての試験を知る事による情報量の豊富さ
- 15年間 日本酒専門店「まごころいし井」を経営しているキャリア・知識量
- 見学酒蔵数50蔵以上、酒蔵作業延べ14日の経験により現場と作業を熟知